コーヒーのこととか、コーヒー以外のこととか。

焙煎修行日記

焙煎を始めて1年、とここから【焙煎トレーニング記録01】

はじめまして。都内の某所でバリスタをしているレンです。

僕はコーヒーが大好きで、大学を卒業してからバリスタとして働いております。

大学生時代は自分で抽出を勉強したり勉強会を開いたり、ブログを書いたりしていました。なにかのミスでブログのデータが全部なくなり、0からスタートすることにしました。

バリスタとして働くだけではでは飽き足らず、焙煎機を購入して豆を焼いております。始めてから今で一年ほど経ちましたが、最近になってようやく焙煎と呼べるようになってきました。

ここまでは正直火葬でしたね。

今回は初投稿ということもあり、自分が目指す味やここからやっていきたいことをつらつら書いていこうと思います。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

目指す焙煎

やっぱりここから話していこうと思います。

一口に焙煎といっても様々な面があるので難しいです。テイスト的側面なのか、焙煎豆を作る製造過程であることを重視してクオリティコントロール的側面で見るのか。
少しずつ区切って話していきたいです。

テイスト?

テイスト的には浅すぎる焙煎よりも甘さや質感を重視した焙煎にしようと思っております。
ホントは酸とフレーバーの繊細さと綺麗さを重視した焙煎をしたいのですが、自分の焙煎機だとかなり難しいのです。

そこを大切にしつつ、甘さや質感を整えてフレーバーも感じてもらえるくらいの焙煎のほうがおそらく抽出もしやすいのかなと思います。

クオリティコントロール(QC)

QCって端的に言えば本来の商品設計通りになっているかを管理運用することです。

なので商品設計とのかかわりが非常に強いです。後でくわしく書きますが、個人的には「家で抽出しやすい豆」を目指しています。
なのでそこをぶれないようにすることが大事なのですが、まあ難しい…

しっかりした焙煎工場のような設備があるわけでもなく、専門家がいるわけでもありませんから。と思っておりましたが、バリスタとして実際お店に立つようになって少し考えが変わっております。

実際にかなり水の硬度の基準を設けていたり数値でガチガチに管理しているロースターは決して多くないんです。小さいお店が多かったり、そこまで日本の業界が成熟していないのが原因だと思いますが。

なので抽出に活かせるパラメーターや情報を逐一発信しながら作っていけたらと思います。

商品設計

「家で抽出しやすい」「ただの豆売りじゃない」この二つを考えています。

・「家で抽出しやすい」

基本的に皆さんが買っている豆ってお店で抽出する前提で作ったものを小分け販売しているような感じなんですよね。なのでプロの現場が想定されていて家庭用の環境だと同じクオリティを安定して出すのがかなり難しかったりします。

なので僕の豆はプロではない普通のコーヒー好きの方が普通にいれて凄く美味しくなるように作っていきたいです。やっぱり家で美味しいコーヒーが飲めるって最高なんですよ。

・「ただの豆売りじゃない」

普通のお店だと、豆を売って、レシピカードを付けて終わりということが多いと思うんですよね。でも個人的にもう少しエンタメ性というかバラエティっぽく楽しめたらいいと思うんですよね。

銘柄を隠して飲んでみたり、同じ生豆で違う焼き方で楽しんでみたり。

様々な趣向をこらしてただ飲むだけでは見えてこないコーヒーの楽しさを共有出来たらとおもいます。

やりたいこと

ここまできたらお判りでしょうが、豆を売りたいんですよね。

将来的には店舗ももてたら、なんて思いますが遠い未来の話です。でもオンラインならやりようもありますし、対象範囲も広く始めていきやすいと思います。

もう売るための免許?資格?も取り終わってますのであとは焙煎だけです。焙煎をもっと詰めて人様に飲んでもらえる程度には焼けるように精進していきます。

さいごに

さて、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました。久しぶりに各記事で指が疲れてきましたが、自分のやりたいことや目標を言語化できたのは非常によかったです。

ではまた次の記事でお会いしましょう。今日はこの辺で。

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